春の坂道を上っていたら、ふと、わたしが映画を撮るとしたら最初から最後までなんとなく曇り空なんだろうな、ということを考えた。青空の出てこない作品は暗すぎるだろうか。
そういうイメージがあるだけかもしれないけど、アメリの空はだいたい曇っているのに明るかったような。現実を考えても、真っ白な空は明るい、明るいのに暗いような気がする曇りの日。文字通り、部屋に光が差すことはないからでしょう
部屋の外にいても、最近は同じ風景しか見ていないから、写真は撮っていない。撮ったらいいのに、と思う。きっといつかなんでもない日のことが懐かしくなるから、そのとき振り返れる場所があるといい。
たぶん、あるときの感情だけでの言動によって、あとから困惑することがほとんどで、でもそのときはその時がすべてだから、うーん。なんだろう?神の視点?
ま、きっと、ちょっと気をつけるだけのことだよね…おやすみなさい。