過去の、2016年くらいに自分が書いた日記を読んでいたら、めちゃくちゃ好きな文章だった。あの頃は過去1番日記を書いていたから、同じトーンの文章が大量にある。素敵な季節。好きな単語が散りばめられていて、眩しかった。
好きだけど飾りたくない絵ってあるよね。ありふれているのに、なぜか琴線に触れる文章もあるよね。
好きな言葉をもっと見つけないとな、と思ったきっかけは、どこかで「差異と反復」という文字列を見かけたからでした。一度も読んだことがない本の名前。改めて見ると、何故か安心する2語が並んでいて、奇妙なときめきを覚えた。
思えば、1人でいるとき(迷惑をかけたりかけられたりする相手が自分だけのとき)、物事の差異を愛しむ傾向にある気がする。違うのが“痛気持ちいい“というか、馴染まないから馴染ませようとする、というか。繰り返している、やすりをかけるみたいに、心の中で、差異を。
あと、なんか微分っぽいから好きなのかもね。単語として。反復っていう言葉も永遠を思わせるし。
…という話ではない気がするけど、ま、いつか読もうドゥルーズさん
さてまた新しい一年だね。まだまだスニーカーを濡らさずに歩くのは難しいけど、あっという間に花見の時期が来ることだろう。なんとか、川沿いの草木に思いを巡らせる時間が持てますように。
夢をみながらすやすや歌ってるのに、冷たい身体で起こしてごめん