青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

雨の日も

書くことがないとか思っていたけど、そんなことって嘘だなと思い直した。書くタイミングや言葉が思いつかないだけで、書きたいことなんてきっとたくさんある。


忘れたい音とか、忘れたくない光とか。



しょうもないことでもいい、異性の先輩の、恋人や配偶者がどうしても苦手なこととか。
好きじゃない顔ってあるな、とか。今日わたしは、あ、恋人にとってわたしの顔って、少なくとも生理的に無理な顔じゃなかったのか、良かったこの顔で。って思ったよ。目から鱗が落ちた記念日のうちのひとつにしたい。
あと何に追い詰められてるのかわかんないけど苦しいこととか。心は穏やかだと思ってるんだけどな。



秋だから、仕方ないのかな。
杏露酒ロックをちびちび飲んでみた。最近一人でいるときにピアノのいるトリオのジャズを聞くと泣きそうになる。祖父の家にいる自分を思い出す。



好きだなと思う人のことを時々思い出したり、手に入らない憧れを眺めてぼんやりすることだらけだな。きっとこれからもずっとそうだ。
自分だけが、その情景や心の動きを思い出せるような形で、記憶を残しておくことはできないんだろうか。言葉だとわかりすぎてしまう。それがもしかしたら、音楽や絵画なのかな。


いつの時代も、文化が人間を発展させていることを忘れたくないなと思う。何かについて聞かれたとき、自分の言葉でものが言えるようでありたい。目標がいろいろあって、反省が同じだけあれば、なんとなく前に進めるかもな。

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夜の草花

10月になりましたね。もう、けっこう寒いです。



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夜の草花が好きだな、と気づいてから、思いつくたびに写真におさめている。きれいかどうかではない。昼間よりも存在感を潜めているのに、確かにそこにいる感じが好きだ。フラッシュを焚くと「きゃっやめて」って声が聞こえてくるような気がして撮ってしまう。(夜の植物にフラッシュを当てるのは良くないんだろうか…)(なんとなく花って擬人化すると女性になってしまう…)



自分はずるいなと思うことがたまにある。おろかだなと思うこともあるし、それが見抜かれているな、と思いつくこともある。

でも夜道を歩いているときは全部忘れる。忘れて、平等な人間の一人としてただ歩いている。たまに電灯に照らされても歩けばすぐにまた暗闇。夜が好きだ。

20歳をこえてから生きているのが苦しくなくなった気がする。勉強は嫌いではなかったから、学生の頃も「強いられた暮らし」のような辛さはなかった。ただなんとなく同じ年頃の人間と一緒にいる苦しさみたいなものを感じていたな、と思う。夜にふらふら歩けるようになったことでいろんなものから解放された。夜に特別なものが何があるわけでもないけど、夜道は落ち着く。目をつぶっていないのに、何も見えないまま、見なくて良いままで歩く気分。何のとりえはなくても、ここにいていいんだなって思う、そして歩くうちに、そんなことさえ考えなくなる。夜が好きだ。

190907 Sat.

「ロマンティック・フューチャー」って、よくわかんないけど好きだ。つるつるピカピカしてるのをうっとりと眺めるような感じ。


ロボサピエンス前史、すごく好きだったのでその話をしたいけど、全然言葉にできないから、いつかまた今度。
ロボ・サピエンス前史(上) (ワイドKC)
ロボ・サピエンス前史(下) (ワイドKC)


今度っていつかって、もっとたくさん漫画を読んで、たくさん映画を見て、たくさん未来と過去のことを勉強して、たくさん現在について考えてから。なのでこの漫画の好きなところを言葉にできる頃には、もう未来が今になっている気もします。

優しいあの子にも教えたい

体調がわるいのは心因性なのか生活習慣なのか、お医者さんじゃないのでわからないけどずっとほんのり体調がわるい


いつ死んでもいいなと思っていることが多いけど、好きな音楽を聞いて眠る前なんかは死にたくないなと思ってしまう。一日の終わりだから当然かもしれない。何かの終わりはいつも名残惜しい気持ちでいっぱいだから、便乗して死ぬのも惜しいのかも


5分でいいから毎日何かを書こうと思った。何がいいか考えてるけどきっとどれもラブレターみたいなものになってしまう気がする。


思えばこの日記だって「自分はこんなこと思ってたんだよ(どこかでちょっとでいいから届くといいな)」という気持ちがあって書いているものだ。自分のことを理解してほしいというのは愛だと思う。(違うよ愛って相手のことを思うことでしょ、って言われるかもしれない。それもそうかもね。でもわたしはこんなこと考えたんだよね、なんてなかなか普段親しい人以外には言えないから、やっぱり愛と呼ばせてもらおう)



好き、以外の言葉で、好きが伝わってしまうような言葉を紡ぎたい。



今日の俳句をタレントが作り、先生が講評をする番組で、言葉の組み合わせで視点や情景が鮮やかに変わるんだなと思った。俳句を読み解くことは推理みたいでかっこいいなと思った。



歌の歌詞も同じようなところがある。
例えばスピッツの「優しいあの子」

優しいあの子

タイトルから想像すると優しいあの子についての曲だと思うはず。普通の人間ならそんなふうにタイトルをつけるし。

でもサビを聞けば印象が変わる(書いてるだけで泣きそうになるな)

切り取られることのない
丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい

大切なポイントは「優しいあの子」は近くにいないということだ。でもその子を思い出して、この空のことを伝えたい。空の色の美しさに感動していることがわかると同時に、それを伝えたいのがあの子であること、そのふたつの純粋な気持ちが本当にきれいに収まっている。

もうほんと、この部分を説明するのがきっとすごく好きで、自分のノートに2回くらい書いてるんだけどその度涙がこぼれるから涙腺がばかになっているんだとおもうな…


ちょっと似ているのが、フジファブリックの「Stockholm」という曲の歌詞。

誰かが作った
雪だるまを見る
雪が積もる 街で今日も
君の事を想う

「優しいあの子」よりも直接的な、不在な相手を思い出してしまう気持ち。きれいだと思う。




言葉の裏の気持ちに共感できる瞬間がこれからもたくさんあるといいな。自分の言葉でそれを達成するには、もっと力を抜いて無意識に言葉をつないでいく必要があるんだと思う。それが意識的にできるのが天才かもしれない

好きなもの再考

はてなブログが好きだ。
はてなダイアリーも好きだったけど今はもうよく覚えていない。
現金なやつめ。


自分のプロフィールの画面を久しぶりに見てみた
profile.hatena.ne.jp

思いつくもの

パン、シュリスペイロフ、パーカー、日記、
腕時計、かたち、ミツメ、中原中也
ミッフィー、小雨の日、川上弘美スピッツ
移動、シンメトリー、グミ、ノート、
アナログフィッシュ、オードリー、家具、
眼鏡やさん、星野源、カーディガン、
恋と泡、すみっこ、広い本屋さん、
ゆずシャーベット

3年近く前とはいえ、まるで自分じゃないみたいだ

パン

好き。大好き。でも柔らかいパンは好きじゃない、でもシフォンケーキは好き。クロワッサンが大好き。

シュリスペイロフ

自分に問いかけるまでもなく好きだ

パーカー

好きなんだけど自分がパーカーが似合うタイプじゃない気がしている。
着ればinliving.のりりかさんみたいになってると思ったけど鏡を見てみたら・・・(肉まんでした)
あと、洗濯をするとなかなかフードが乾かなくて、カーディガンのほうが好きになってきた。

日記

「書かないと死ぬ」という季節は終わってしまったけど、きっと文章や言葉をどこかに吐き出せなくなったら自分と言う人間がいないのと同等なんじゃないかと思いながら生きている。誰も見てなくてもいい、気持ちをぴったり表せる言葉を思いつく瞬間が一番好きだ。

腕時計

ここに書くほどでもないな…とも思ったけど、きっと好きなものランキングでは上位に入るだろうなと思う。昔は腕時計の雑誌を3時間くらい立ち読みできたけど、今は熱が冷めたというよりもそんな集中力を保つ体力がなくなってきたと言ったほうが正しそう。

かたち

かたちって・・?アバウトすぎてずるいぞ。でも確かにまるもさんかくもしかくも好きだ・・・・・・・・つまり、わたしはかたちがすきなんだ・・・・・・・・・

ミツメ

好きですね~、大きい存在になっていくようで切ないですが、初めて「クラゲ」を聞いたときのときめきのことを忘れない、あのときはしゃいだ少女のような自分のことも忘れない。ミツメの音楽を思い出すと、過去の自分を大切にするような気持ちになるのはそのせいかもしれない

中原中也

しばらく詩集を開いていないから「思いつくもの」と言えるかわからないけど、それでもときどき「私はおまえのことを思っているよ。 いとおしい、なごやかに澄んだ気持の中に」なんて言葉を思い出すから好きなんだと思う。

ミッフィー

だいすき~!(♪日本版「ミッフィーとおともだち」のオープニング)

小雨の日

雨は苦手なはず・・・と思ったけど、傘をささずにすむような雨の日はむしろ好きだったことを忘れていたな。確かに好きかもしれない、一人で歩くぶんには!

川上弘美

長編のファンタジーの香りのするものは読まず嫌いだけど、この人の書く文章が好きだ。ネットの世界には川上弘美のような文章を書く住人が結構いる。でも「本家は一味違いますなぁ」と唸ってしまうような味わいを感じられることがとても嬉しい

スピッツ

今だって「さらばユニバース」聞いてますよ、だらだら書いてるからリピート再生でもう40回くらい聞いてる気がする
ハヤブサ

移動

「休日は何をしているか」と聞かれて「主に移動です」と口から出ていた。散歩とか、帰宅とか、いろいろ混ぜて、移動。きっとじっとしているのが苦手だから自立して歩けなくなるまで頻繁に移動を続けると思う

シンメトリー

うーん、これは意識したことないな。むしろアシンメトリーとか好きだよ、却下

グミ

「好きな食べ物は?」と言われたらこう答えるほどグミが好きだったんだけど、なかなか自分では買えない(ちょこちょこお金を使うのが一番贅沢なことだと思ってるふしがあって、グミ買い始めると四六時中コンビニとかで買っちゃいそうで)。だんだんグミのこと忘れてきた気もするけど、結局「なんか買っても良いよ」って言われたらグミ買うし、糟糠の妻的な・・・・・・

ノート

ノートも買わなくなったな。まだ他人より買ってる頻度多いとは思うけど。却下

アナログフィッシュ

好きだけど、たぶんこれはオードリーとセットで思いついたんだろうな!

オードリー

好きだけど数年経つと芸風が変わるよね、今は追いかけている芸人さんがいない(俳優さんもいない。バンドマンもいない。高校生くらいの自分に遭遇したら、つまらない人生送ってるねとか言われそう)

家具

好きだわ家具。買えないんだけどね。家具が好きだということを思うとほっとする。恋人がいることに安心するのに似ている

眼鏡やさん

昔ほど行かなくなったな。話は逸れるけど、JINSのイメージキャラクターになってる長谷川博己、超かっこいいよね!!!!あんな眼鏡似合う人だったんだ!!!!って参っちゃいました(そういえばラブ&ピースとかでもかけてたか)
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「JINS Switch」新TVCMに長谷川博己さんと黒田エイミさんを起用 | メガネのJINS - 眼鏡・めがね

星野源

みんながあまりに星野源を好きなので、わたしが好きって言っていいのかわかんなくなってきちゃいました。でも苦しかったときに聞いていた音楽だから、思い入れが強い。復帰後の誰もが好きになっちゃいそうな星野源も好きだ
アイデア

カーディガン

パーカーという相棒がいなくなった今、一生モノのカーディガンを探している。それが日々の目的の1割くらい(とか言って積極的に洋服やさんに通うわけではない…あの空間はにがてだ)
白馬の王子を待つように、運命のカーディガンが向こうから来るのを待っています。(イオンとかに売っててくれればいいのにな)

恋と泡

なんとなく恋も泡(ビール)も遠ざかってしまいました。今は季節で言うと秋に近い。夏を思い出して熱い気持ちがよみがえり、冬を思って心が温かくなります(冬って良いよね)

すみっこ

ついに、すみっこちょっと苦手になりました。埃がたまるでしょ。実家を出てみて気づいたの。すみっこは汚い。でも「日のあたらない隠れた場所」って意味では、やっぱり好きなのかもなあ。

広い本屋さん

やっぱり広い本屋さんが好きです。北の大地は広いので、平屋の広い本屋さんが複数ある。本が好きというより、本のつまみ食いが好きなので、品揃えよりも出会いやすさに惹かれる。

ゆずシャーベット

シメはこれで決まり!


だいぶ厳選されてしまった

クロワッサン、シュリスペイロフ、日記、
腕時計、かたち、ミツメ、中原中也
ミッフィー、小雨の日、川上弘美スピッツ
移動、グミ、家具、星野源、カーディガン、
広い本屋さん、ゆずシャーベット

終わりに、最近思いつくもの

雑ですかね、好きだよ、花。
年を重ねるごとに、青以外の色も好きになってきた。花はすごい。色だし、形だし、光だ。


想像力落ちてるのかあんまり思いつかないから、この辺でおしまい。

昼寝

涼しい風が吹いて、その瞬間を切り取ろうとした。風は見えないけど、存在は写せるからすごい

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○△□

最近の思うことなど


選挙に行くたび、投票所のアルバイトのおじさんに「ご苦労様」と言われる。うすうす気づいてたけど 。そのくせ弟は最近「ご苦労様でした」って言われるようになってきた。順調に成長してる…!ずるい。わたしは変わり方がわからない。洋服?お化粧?仕草?
でも会社で電話に出るときもいつも新人ってばれるから、見た目だけの問題ではないのだと思う。にじみ出る何か、心の持ちようだとか。

思えば確かに、いつだって責任から逃れようと思っている。あとぜんぜん何もがんばってない。少しの名声を得た知人のフェースブックをこっそり覗いたり、ユウチュウブをだらだら見たり。


何かを成し遂げた人は何かを続けているな、、


○△□

ちいさいこだわりはいくつかあって、本当に些細だけどそういうもので自分が出来てるんだろうなと思う。パソコンで△と同じ大きさの□が表示できないことだとか。
それとは別にわたしは歩きながらいつもじめじめした笑い方で対象物を見ていて、それがわたしの性格を印象付けている気がする。親しい友達や家族といると優位に立ちたかったり。そういう隠したいから隠してやり過ごしている本性はどこかできっとばれている。
だから自分に近寄ってくる人を見ると「あーばれてるな」と思って苦手だ。ばれてないならこれ以上知られたくないし。なんとなく自分に好意を訴えかけてくる人たちは似ているところがある。わたしも好意のまなざしで接しているからきっと瞳孔反射が起きている。


全部さらけ出したり、上手に見せたりしてる人は努力を重ねて、よく考えているなと思う。何かのために準備することは面白くない気がして苦手だけど、そんなこと言ってる場合じゃないんだよなあ…



まぁそんな感じでお盆休みも終盤です

短い季節

夏、涼しい夜風しか知らなかったはずが今年は異常気象で、初めて連日の熱帯夜を体験した。

「わたしはこの街を出られないかもしれない」と本気で思った。どの季節も、この街の温度が好きだ。冷房は体が慣れなくて何年経っても苦手だし、雪のない冬を思うとなんとなく憂鬱だ(冬は雪のおかげできらきらする)


このまえ動物園に行ったら、シロクマが日陰の部屋にこもっていた。ちょっと目があった気がして「暑いよねぇ」と言ってみた。心底うんざりしているように見えて、ごめんねって思った。この暑さは誰のせいだろうね。


そんなふうに溶けたりアイスキャンディを食べたりしている間に、宵時が涼しい時期になってしまった。夏は短い。シロクマも外に出てみる気になっただろうか。昼間ワンピースで出掛けると、帰る頃には肌寒いくらい。



だからもうすでに、真夏に憧れている。ジーっていう焼ける音が幻聴のように聞こえるような夏の昼間のことを、心の中で思い出そうとしてる。でも人生でそんな夏の日は100日もないから、思い描いているのは夏休みによく見てた5つ子の出てくるドラマの風景……



3連休だったから夜ふかしばかりしていて、明日が不安だ。今日もこうしてなかなか眠れない。だから思いついて日記を書いてみた。

不安になるだけだからと思い、目標を立てたり計画したりすることをずっと拒否してきた。だから自分の理想はなんだろうとか、どんなふうになりたいかとか、今でも考えたくない。なんとなく周囲からは、考えてほしいという雰囲気を感じるけど、出来れば「いつかきっと死ぬ」以外不確定のままでいさせてほしい。見えすぎると、苦しいのだ。なんか水に溺れるような苦しさがある。
もちろんこのせいで漠然とした不安が漂ってることもわかってる。これは最近気づいたこと。だからそれについては1つ決めたのだ。「なにかひとつ強い気持ちを持っていたい」と、自分に対して期待することにした。この感情は肯定でも否定でもいい。でも曖昧なのはだめ。数年かけてもいいから、それについてきちんと考えて、何か答えを出すことを自分に課すことにした。


あと、好きな言葉を使っていたい。好きな言葉を思いついていたい。本を読んでいて「やられた!」と思うことが多い3日間だった。それがちょっと嬉しかった。


季節という言葉が好きだ。生きてる中で、この時もなにかの季節だと思ってる。



あと今、桃が美味しい。すいかもおいしかった。それが幸せでした



木洩陽通りにて