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青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

ドラマチックな展開で盛り上がるよ

正しいタイミングなんて、ちょっと後にならないと分からないよ



こんな時期に、見ちゃった。通算何度目なのかもうわからない、箱入り息子の恋


もうなんかね、晴れた日の公園とか、吉野家の看板とか、ちょっと豪華な邸宅とか見ると、この映画をすぐ思い出しちゃうんだよな。夏帆ちゃん天使。いや、愛くるしさを抜きにしても、視線の先のちょっとした空しさなんかはとても自然に感じられて、何の違和感もない。この映画には違和感がない。健太郎と奈穂子が経験してきたであろう苦労や悩みが、ふたりのどこかでちゃんと通じあっていて、だからこそ表に全くでてきていない。「悩んで、解決して、また壁にぶち当たって、」みたいな流れを全面的に感じさせるようなのってきっとあんまり面白くないんだな。もちろん、お見合いまで悩んだり、二人が昼間のデートを重ねたり、車にはねられて会えなくなったり、っていうのがそれとどう違うのかというと、違わないんだけど。でもこの映画、本当に二人だけしかでてこないじゃん。大杉漣に反対されたり、森山良子が邪魔したりとかはあるけど、恋敵とかがいなくて、それが幸せ。普通そういう、主人公と並列な立場の人がもうひとりくらいでてくるじゃん。ほんとうにふたりだけなんだよ。
初めの傘のシーンも、吉野家に向かうところを見かけるシーンも、「偶然すぎるだろ」とか思わないくらい、ふたりにはそれくらいのことありえるんだろうなと思えてしまう不思議。


もうずっと、二人に恋してる。





あと2日なんとかしましょう。