日記を書くように話をする相手が職場にいるせいで、こっそり話しかけるように日記を書く必要性がなくなってしまったのかもしれない。お久しぶりですね?
何かを聞かれることが多くなったので、きちんと自分の中にある言葉で伝えられるように、いろんな本を読んでいたのだけれど、そうするほどわたしの中にある言葉がわたしのものではなくなる感覚があった。そもそも言葉なんて全部誰かのコピーから始まってる、でもね、わたしはもっとわたしらしい言葉だけで話していたことがあったような幻想を持ってるんだよ、、まぁどれも仕事のことだし、それはわたしのすべてではないからかな。
意味のない話をずっとしていたい。意味のないエピソードをどんどん増やして、つまんないことも恥ずかしいことも、悲しくて美しいことも。まずは家族が寝た後でこっそり日記が書けるように、テーブルランプが欲しいな。少し大きい植物も育てたい。特別なブレンド、以外のコーヒーを買いたい。
柴田聡子 - 結婚しました
柴田聡子 - 結婚しました (Official Music Video)
この曲について柴田さんが「結婚したの?って聞かれるけど、ちょっとその辺はみんなと違って、もう自分のことは歌わないし」と言っていたことを思い出す。勝手にわかった気になっている。少なくとも、自分に起こった人に話したいことは、自分や近くにいる人だけのために取っておきたい。家以外にいるときに話すことは数日前のことでいいし、もう飽きていることでいいのだと思う。
ただわたしはいろんなエピソードを集めていきたいと思います。
そう思ったときに、心にすっと入ってきた本を置いておく。記憶と情報について。
離されない手をただ離さないように。
またきます。