なにを書こうか、ってずっと考えてた。そんなことは生まれてからはじめてで、困ったまま、そういえば。はじまりをうやむやにすればあとは進むしかなくなるな、ってことを思い出した。
日記は始めようとして始めるものじゃなくて、書いたらもう始まっている。
これはいろんなところに現れて、同じように終わる。日記だけじゃなくて、季節も、恋も、そんな感じ。わたしはそういうものがきっと好きなのだ。
未来のことを考え始めると、動けなくなる。わからなくてこわくなる。でも、未来の始まるところは、日記と同じようにあやふやなのだから、身構えなくていいんだな、って思いました。わたしは好きなことをしたらいい。
好きなことはなんだろうね?
最近になって、ラーメンとカレーが好きだと気がついた。青の次に冬の夜が好きだと思っていたけど、夏の朝も同じくらい好きだった。ぜんぶ知らなかったこと。最近気づいたこと。
好きな人が好きじゃないことを包含していることも知った。この場合は超越と言ったほうが正しいのかもしれない。性質が、その人を形作っていることに変わりはないけれど、本質的に好きってことは、もう変えようのないことなのだと思う。
いつの日か何を言ってるのかわからなくなる時が来るとしても、いまはこれでいいのだ、
そんな感じ。
きっと死ぬまで生きていくだけなのだ。これは、否定的な意味を持たない。わたしはずっと生きていく。
「言葉が足りなければナイフで裂いて体からえぐり出していい」なんて、愛って優しくないね。そんなの、知らない!
でもこの曲はずーっと好き。スガシカオの月とナイフ。(中学生のとき、生徒会室で勝手に歌詞を印刷した。業務以外に使っちゃいけないからはらはらした。意味なんてどうでもよくて、歌いたかったから。)
大人になれるかな~