青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

あくたもくた



SAKANAMON「あくたもくた」
アートワークがモノクロ写真とカラフルな四角形の組み合わせで、きゅんとしました。





現在、収入がない、かつちょっとしたことで医療費がかかっている、ので、お金を使うことをものすごく躊躇しているし、レジに並ぶのも心苦しいくらいなんですが。


お財布にも心にもやさしいスペシャルプライス盤というものがあって。買えました。そしてすごく好き!!一周しただけでこんなに好きになれるものかと。どこを切り取っても好き!


「浮遊ギミック」のときから、藤森さんらしいメロディは一貫して素晴らしくて、良くも悪くも変化していないと思う、だからアレンジ、音の重ね方、そういうことなのかな。歌詞が噛み砕かれてきたのは明らかだけど。素人の戯言だけど、森野さんのベースが、どんどん良くなってる!!!好きなところに進んでくれる感覚になる。曲を好きな展開に運んでくれていて。
藤森さんっていう個性あふれる天才(天才と変態って母音がおなじなのよね)を活かし続ける森野さんと木村さんはすごい。


また「アリカナシカ」が中盤に入っていて、前作よりしっくりくる。
「TACHNOMUSIC」がずっと聞いていたくなる好きな曲だ。(宅飲み+ミュージック!なんとサカナモンらしい!)
ケセラセラ」(東京カランコロンのいちろーさんが推してる曲だったけど、東京カランコロンっぽい曲だなぁとおもった)、「プロムナード」(プロムナードは藤森さん流のデートコース。こんなにほっこりする曲かけるなんて(°_°)!!!)、「烏兎惣々」は聞き入るし元気になる。
「肉体改造ビフォーアフター」はINSUROCKでいうところの「エロス」的な位置で笑っちゃう。(こういうとこがSAKANAMON、というか藤森元生の醍醐味だなっておもう)
1曲目「ジリキの迷宮」からあぁ、SAKANAMONだ!好きだ!って思えるのがいい。「マドギワールド」「幼気な少女」同様、一気に上っていく感覚。
そして今回のデュエット曲は特段技巧的で素晴らしいです。


SAKANAMON、というか藤森さんは、これまでの作品でもずっと社会でのマイノリティさを主張してきていて、それは「あくたもくた」でも大いに見られる。でも今回、最後の「TUMANNE」では同調することのつまらなさや卑屈さを全く飾らない言葉で歌っていて、更にそれを吐き捨てるだけじゃなく全部「分かってるよ」って言ってるのだ。「東京フリーマーケット」でも「でもまだこれから まだまだ諦めてないんだ」って。ぐっときます。わたしも爪弾き者のひとりとして。



ものすごく好きだから、たくさんのところに届いてほしい!いろんなひとの、いろんな言葉が聞きたい。


ひとまず次のライブまでは死ねないな!って思わせてくれてありがとう。








この前シャムキャッツのインストアライブ行ってきて。大好きなSUNNYをやってくれたのがすごく嬉しかった。菅原さんのギターの夕暮れみたいな切なさが本当に響いた。次回があれば、今度こそライブに行きたいので、また来てください札幌。






友人たちに恋人が出来て、気づく。「わたしは恋人がほしいとはおもわなくて、それより友人たちに恋人がいなきゃいいなって思ってるな」って。朝起きて冷蔵庫を開くみたいに「あの人が好きかもなぁ」と思うことはあっても、確信を持てるほど好きになれるひとがいないのだ。考えすぎなんだろうな。



帰り道、1時間強歩いている。お供はずっとYogee New Waves「CLIMAX NIGHT」です。夜の街が好きになる。



角舘さんのTumblrの「恋について」の言葉がものすごく好きです。

Hello!Ethiopia! - 今日は記念すべき日





もうすこしがんばろーっと