青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

「あなた色に染まりたい」?

「もう寝るね、またね」などのおしまいの言葉が送られてくると、「このひとはちゃんとしたひとなんだな」っていう安心感と同時に、「わたしとは違う」みたいなさみしさを感じる。


終わらせることが苦手なのだ。また会えることがわかってても、「またね」は別れの言葉だから言えない。


でもそれは大事な人に対してだけなのだと、逆に言えばそういう気持ちになる相手のことがわたしはとても好きになってしまっているのだと、やっと言葉にできるようになった。




なんといっていいかわからないからまたわたしは途中で連絡を無視してしまう。

長い付き合いになるあの子は「無視しないで」って言ってくるけど、うーん。できない。これがわたしの「おしまい」の方法だから。




ふと出会って、そのまま仕方のない様な形で一緒に歩いた。別れ際、「また月曜日ね」みたいなこと言われたとき、「わたしはどうしたってこの人が好きだ」と思ったんだった。ただ会っただけなのに、日にちを指定してくるなんて。そりゃ、毎回月曜日、同じとこにいるけど。やられた。





わたしは場所なんかどこでもいいんだった。言ってしまえば何を食べるか、もどうでもいい。それ自体はどうでもいい。一緒にいたいひとが選んだとこで、選んだものを食べてたい。同じ景色が見えてなくたっていいんだ。わたしはたぶんただ君を見てる。





タンブラーで見つけた写真。


夕暮れの空を 夜になっていくのを
あの日はどんな言葉で例えただろう