「星」が気になっている。
andymori「誰にも見つけられない星になれたら」
星だから、きっと誰か見つけちゃうのに。
ところで君の音楽の趣味の
少し偏屈なところが好きだった
この、出だしの「ところで」こそが、歌い手の才能を表しているような気がする。あなたはきっと誰にも見つけられない星にはなれない。
理解されないしされたくないみたいな気持ち、わたしにもわかる。
ゆらゆら帝国は星になれた人のことをうたっているし、Mr.Childrenは星になれたらいいなって歌ってる。
それぞれの星があるからなんか面白い。
わたしはというと、星にはなりたくないけど、星を集めたいなってずっと思っていて。
欲しいものはたくさんあるの
きらめく星くずの指輪
きっとこんな気持ちが近い。
何年か前は、今よりずっと、自分しか知らない星をたくさん持ってた気がする。きらきらしてて、眩しくて泣きながら、自分だけの!ってにやにやしてた気がする。
音楽とか、映画とか、色とか、、
どっかいっちゃったんじゃなくて、ぜんぶ自分の心の問題だっ。
でも、よく考えてみたら、年を取るほど、物は減っていって正解なのかもしれない。
いつからか星はもっと、気持ちとか、時間になったような気がする。
別に対象が変わっただけで、なくなってないのかな。
どっちにしても、星を集めたい気持ちは変わってないんだけど。