青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

この気持ちが止まらないように

苦しいときの記憶がない。どんなふうに苦しかったか、何を考えていたか。


結局忘れないようにいつもなにか書き残しておかないと、死んでいるのと同じな気がする。ほかの人のことはわからないけど、少なくともわたしは、言葉を残していない間のことは存在していなかったのと同じであるような錯覚になる




そこにいたから、というだけの理由で、わたしとあの人の役割が出来上がった。気まぐれな役と追いかける役。わたしは役に胸を焦がして、誰かから逃げたあとみたいに心拍数を上げて、 笑いながら目をとじた。

あの人はわたしのことを何も知らないし、わたしのことをきちんと見ようとしていないんだろうな、とはっきりとわかる。そのことを心では理解しないようにしながら、この状況に恋をしている。わたしは浮かれた自分のことが好きなだけなんだ。

恋する季節は言葉で分析してしまうとつまらないから、しないけど、行く先はきっと辛い未来。出来れば何か別の形で昇華させたいなと思う。心をちぎって、悪い芽は早く摘んでおきたい。だってもう既にわたしの心臓は限界なのです



ロックンロール (ベスト オブ くるり Remastering)

今じゃなかったら、もう少し落ち着いて、そう、ビートはゆっくり刻んでたな。シャンディガフの2回目のおかわりを一気に飲み干して、くるりを聞きながら夜道を歩いた。いつもより速く聞こえるのは酔いのせいにする。あの人だってずるいのだ、酔ったときしか連絡をくれないし。きっとこれは全部自分の頭の中で起こってることなんだ。うふふふ、おやすみなさいませ。




なんてことがあったりなかったり。年明けの前後はくるりのロックンロールを聞きました。裸足のままでゆく何も見えなくなる