青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

CLIMAX NIGHT

もう終わりなの?まだ踊っていたいのに




この青のなかをもぐる、というページなのですが、最近更新する気が起きず、もう閉じてしまおうかって思ってました。
青というのはわたしの大好きな色で、魚にとっての海水のようなものだったのだけれど、もうわたしは青のなかにいないな、と気づいてしまった。すきなものに何も変わりはないはずだけど、わたしは明らかに生まれ変わってしまったのだ。もうわざわざ青を選んだりしない。対照色も補色も好き、どの色もいとおしくてたまらなくなった。色は季節で、音楽で、止まらずに続いていく。青の持つ神秘的な力がもうわたしには認識できなくなってしまった。それだけの年をとってしまった。

いま欲しいものは、植物図鑑。祖父母の整える庭が美しくて力強くて素晴らしいな、と思ってからずっと気になっている。いつかわたしだけの庭を持ちたい。

平屋の慎ましく荘厳な一戸建てに住みたい。最近は欲張りでいろんな理想を放し飼いしている。そばにずっとあの人がいればいいなと思う。それだけでいいな、それがとても難しいことなのだろうな。と思う。からだの調子を均して、出きるだけ穏やかに長く生きたい。


結局まだわたしは青のなかにいるはずなのだ。青のなかから抜け出したと思っているこの状態こそが、青のなかをもぐっている証拠。うふふふ。