青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

サンダル履きの足指に見とれた

一人で研究し続けることってとてもむずかしいだろうなと思う。何かを発見して、その学問の言葉で記述したあとで、人に見てもらってフィードバックを受けなければ前に進みにくい。

わたしは誰に宛てるでもなく、時間が空けば文章を書き続けられるような気がしているけど、そんなふうに勉強も続けられる人もいるのかもしれない。良し悪しはわからないけど、そういうものが存在しているだけで、生きていけるとわたしは思うのだ。


例えば、洋服の、自分しか見えないような裏地にこだわりを持つだとか、そういう類の話だ。

他人の介入など構わない、もしくは気づかないような個人的なこと。

 


何年か前までは、頭のなかが自意識でいっぱいだったような記憶がある。だからきっとこんなふうに、ブログみたいなものを作ったのかもしれない。わたしはいろんな気持ちをすぐに忘れてしまうのが惜しくて、いろんなところに真っ白なノートを置いておきたかったのがいちばんの理由だけど。

ずっと、無意識でただ「ここにいる」ことに夢中でいられやしないかと、憧れていたんだった。邪推や後悔すべてを考慮に入れずに、時間を過ごしたかった。

 

この一年近くは、やわらかい日差しの中で優しい風を受けているような、心地よい気持ちでいきている。心の中から何かが消えるのはいつも突然で、気がつくといなくなっているような感じ。恋も泡も。意識しないことを意識しなくなったんだろうな、と思う。

 

とはいえ来年になったらまた生まれ変わるんだろうな。きっとそれも楽しいけど!

 

 

 

ともだちのまっすぐな眼差しがとてもよかった。オレンジのペディキュア、夏いね

 

 

フェイクファー