ひとにあいすぎた
しりあいに会いすぎた
どうしてわたしはきみに固執しているかがぜんぜんわからないのだけれど、そう直接あのこに言うと、告白みたいだから誰にも相談できなくて、死にそう!
わたしはもはや、わたしのなかで君のことをつくりあげすぎていて、完璧に、わたしの意向に合うように作り出してしまっていて、そんな君が好きなのだ。
だから生身の君には興味が持てないんです。うわぁあ。
酔いがさめたら、魔法がさめるのと同じように、わたしは元通りで、みんなもとどおりで、もう全部がもとどおりで、わたしも平凡な市民にもどってしまうのだ。トクベツがなにかわからない