青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

この街の名は

Twitterに関心がない時期がついに訪れた。あんなに言葉が浮かんで、言葉にして発しないと死んでしまいそうな日々があったというのに。わたしが変わらないのは、ついに本当に髪型くらいなものになってしまった。なにも続けられないなぁ。歯みがきとかそうゆうものくらいだ、続けられるのって。


自分のブームがすぎる瞬間は、引越し準備が終わった後と同じ気分になる。がらんとした部屋。
欲しかったものが欲しくなくなったり。好きな番組が終わったり。恋焦がれる相手がただの人に変わったり。(ばかみたいだけど、どれも同じ深さの寂しさだ。自分でもおかしくて少し笑う。)



わたしのは、重ね塗りされてしまいがちな心らしくて、そのとき幸せなら幸せだしそのとき不幸なら不幸なのだ。少し前や後のことまで気にしない。現金でしょう。
でもいいでしょう。








東京へ旅行に行った。たくさん歩けて幸せだった。驚くくらい晴れていて、嬉しくて歩きすぎた。東京は自然と人工が少しちぐはぐで、そこが好きだ。春風と舞う砂埃は厄介だけれど、あたたかくて、星も綺麗だった。

と書いて気づいたけれど、わたしはしばらく夜空を見上げていなかった。だから自分の街で星なんか見つけられるはずなかったね。でも、それでも、東京でみた夜空がきれいだと思ったのは、きっと志村さんが歌った「茜色の夕日」のせいだとおもうな。


一瞬で過ぎ去った夢のような2日間のことを(ただの1日としてでも)しばらく忘れないでいるような気がする。



日本の高い建物でやっぱりいちばんすき!