見すぎたのでとうぶん探すの止める。
メモ。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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銀河鉄道の夜、暗誦したくなっちゃう。
鉄板の病気モノではあるけれど、それだけに留まらない面白さ、、といいつつ、大泉洋は名演だったとおもいます。あの一番良いシーン。なんで天使みたいな池松壮亮が成長したら大泉洋になるんだよ…とか思ってたけど。(みんな思ったはずだ…でも濱田マリさんが、映画の中で代弁してくれている)大泉洋は俳優さんなんだなぁと、時々思う。北海道ローカルでのオーラのない存在感とは大違い!
仕掛けには序盤で薄々気づいてしまったけど、忽那汐里の命令とか2人のパジャマ(男の子は水色で女の子はピンク、っていうのが好き)とか銀河鉄道とか好きな要素が多くて入り込んでしまった。そもそも病気で悲しいのって(わたしが虚構の中でしか経験していないからだとおもうけど)本当に悲しいから見てしまう。あまりに陳腐だと見ていられないけど。
池松さんは大泉さんになるのに、忽那さんはそのままなのも、きっと思い出の中では変わらないってことなんだろうな、と思うと更に切なくて涙が出ます。
芦田愛菜さんがクレジットされてたけど、娘役?わからなかったな…どこだったんだろう。
最後の終わり方も良かった。
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愛の渦
門脇麦さんの、二重まぶたとメガネのフレームが重なり合う部分が素晴らしい…!です。
新井浩文のチャラい感じってものすごくリアルで、ていうか新井さんって、どの役でもこれが本当の新井さんなんじゃないかって気がしてしまうな。
ラストシーン。
「僕は、あそこにいたのが、本当の自分だと思ってますけどね」
このセリフは唯一、というか、この映画の中ではすごくドラマチック。何て答えるのかな。って考えてたら、
「いいですね」
なぜかわからないけどすごくこのやりとりが好きでした。
柄本時生の出す、めっちゃ薄っぺらそうな人間の雰囲気は貴重だとおもう。(そしてなぜか私の周りにこういうひとが必ず一人いる。きっとみんなの周りにいるのかも、一人は。)だからか色んなところにふと出演してますよね、柄本さん。
ゴースト/ニューヨークの幻 スペシャル・エディション [DVD]
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ゴースト ニューヨークの幻
まえは引越し作業のところくらいで嫌になってみるの止めたんだけど(なにが嫌だったんだろうな)、やっぱり良い映画ですね。
映画って、見た後、日常生活の中でふと思い出すことがあって、その瞬間がすごくすきだから、もっと映画を見たいとおもうのだけれど、そんな理由だからか日本人がでている映画のほうが好きになるし、外国の映画よりは日本映画が見たくなってしまう。でも、きっと洋画はもっと面白い作品があるんだろうなとおもうと、もったいないよね。(英語をはなせるようになればいいのかな)
そういう違和感はあるけれど、最後まできちんと楽しめました。サスペンス、ホラー、ラブストーリー、いろんな要素で、この1本での満足度はすごく高い。
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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映画は面白いな、とおもう。最近はストーリー以上に映像の面白さがわかるようになってきた。
みるめとユリちゃんの印象が、原作と映画でかなり違って、松山ケンイチと永作博美はすごくいとおしい。「だって触ってみたかったんだもん」なんて。まっすぐで子犬みたいでずるい。2人とも。あと、猪熊さんに嫉妬したままみたいな感じのみるめも好きだった。原作のみるめは猪熊さんのことを好きになって、それはそれでとても良い。えんちゃん役の蒼井優の表情、仕草がかわいらしい。
あ、でも、えんちゃんとドウモトの存在や関係がなかったら、こんなにもこの映画の全部がすきとは思わなかったかもなあ。
- 作者: 山崎ナオコーラ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
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本は「このストーリーにこのタイトルは完璧だ」とおもったけど、映画はこのタイトルである必要はないのかも、とおもった。別に批判とかではなくて。
映画の話の流れの方が好きだったのですが、山崎ナオコーラさんの短い言葉や文章ひとつひとつはとても好きだ。まず山崎ナオコーラって名前、すごくいいでしょ。この本のタイトルもどうやって思いついたんだろうって思うし(英訳「Don't laugh at my romance」も好き。「人の」がmy romanceに変わるなんて。)、エッセイ本のタイトル「指先からソーダ」は爽やかできゅんとして深く考えてぎょっとしたりして、ね。
- 出版社/メーカー: キングレコード
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脚本はリーガルハイ、ALWAYS 3丁目の夕日、デートなどの売れっ子(ですよね?)、古沢良太さん。映像における「華」って、女性とか風景の美しさとかで、それだけで楽しめてしまう映画もあるくらいだとおもうのです。でもキサラギはスーツ男5人の密室劇、一見すると華がないけど、物語の進み方は、カードを一枚ずつめくっていくような鮮やかさで、深夜ながら(むしろ深夜だから?)ええー?おぉおー!って思わず言ってしまう。
展開が二転三転する映画、内田けんじ監督や中村義洋監督の映画とかは巧みな展開についていけなくて(というかまぁ、面白いからというのが理由の大部分だけど)「もう一回確認したい!」って思うんだけど、古沢さんの脚本はすんなりわかるのが凄い(面白いからもう一回見たいのには変わりないけどね)。
間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
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「半分の月がのぼる空」→「愛の渦」は池松壮亮さんつながりでしたが、これも意図はなく結果的に、塚地武雅つながりとなりました。間宮兄弟は佐々木蔵之介と塚地武雅。
モノポリー、したくなったわぁ。笑
じゃんけんしてグリコ、とかチヨコレイト、とか歩くやつ、携帯電話使ってまでやるなんて子供なのに大人ですごく好き。森田監督は画面に映る人の位置とか映り方が面白くて、見てると「あぁ今、わたし、映画みてるなぁ」って思う。サブリミナルみたいな、おまじないみたいな、向かいのマンションのベランダがすき。そういうやつがすき。「家族ゲーム」でもそういうやつあったよね。家庭教師のお色気?シーンみたいなの。
出てくる女性も、常盤貴子(ダサメガネで時々エロいみたいなの最高)、沢尻エリカ(もうほんと、単純に、まずかわいい)、北川景子(このときから、存在はすごく目立つ。動きなのか、表情なのかわからないけど、周りと違う感じがした。)、そして中島みゆき(あぁきっと兄弟を甘やかしてきたんだろうなって一瞬で思っちゃう。かわいいわぁ…)と豪華で。
映画のほとんどは間宮兄弟が一緒にいて、普通はさすがに2時間だと気持ち悪くなってくると思うんだけど、ほのぼの見てられたし、なんならもっとだらだら見ていたかった。沢尻・北川姉妹も楽しそうなんだけど、やっぱり男と女は違うし、佐々木さんと塚地さんは和む。本当に楽しそう。(わたしの見方の問題かもしれないけど、沢尻さんと北川さんは女の人特有の距離を感じた。)
森田監督を偲んで、数年ぶりに佐々木さんと塚地さんがパジャマでトークしたというのをネットでみたんだけど、さすがにおじさんだしキツいなって思いました(笑)昔の塚地さんって、丸くてキュート。
木村多江さんが塚地さんの大ファン、それもガチの大ファン、というのを最近テレビで見たんだけど、塚地さんいいですよね。落ち着く。
- 作者: 江國香織
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本も買ったのに、帯に佐々木さんと塚地さんが付いてたから。映画の原作として、文庫が本屋さんで平積みされてて、気になって。(わたしは小学校高学年のときから、ちょっとひねくれててというか、ませててというか(笑)、今ほど人気ではなかった西島秀俊と佐々木蔵之介が好きだったんです。そんな自分は、自分だから嫌いになれないけど、普通にアイドルとかを好きだったらもっと他人とうまく付き合えてた気がして、タイムマシンがあれば戻って叱りたい。なんか、普通が嫌だったんだろうなぁ。共感したりされたりされるのが嫌だったんだな。いま割と暇だから、今度また振り返ろう。)
そうそう、江國香織さんの間宮兄弟、本買ったんだけど、伯母さんの家に遊びに行ったら貸してって言われて、返ってきてない。ずっと(笑)わたし、ちゃんと読んだのかなあ、あんまり記憶がない。
書いてるといろいろ思い出して楽しい。お金がなくて映画館には試写会以外では滅多に足を運んでいないから、家で見るのに慣れてしまった。わたしは0か100か、みたいな人間なので、たまにお金を払って映画館で見る、くらいなのはいやで、毎週のように見れるくらい裕福になったら見たいな、と思うのだけれど、それでは映画産業は衰退してしまうし、良くない。のもわかるんだけど。うーん。良くない。(洋服も同じ理由で安いのばかり着てる。)徐々に、というのが苦手みたい。よく生きているなぁ。
長くなりすぎたからおしまい。