青のなかをもぐる

オノマトペだけで通じあえたらいいのにね

そっと目かくしのふりして 通り過ぎる

ご飯を食べることよりあたらしい洋服を買うことより、言葉をだらだら書き連ねてることのほうが好き。ちょっとずつ気付いてきた。じぶんのこと。でも音楽聞くのも好き。好きな顔のひとをずっと見つめてたい。目が好き。声が好き。


わたしがあのころのわたしじゃなくなったのか、あのひとがあのころのあの人じゃなくなっちゃったのか、その両方なのか、全く関係のないことなのか、わからないけれど
変わってしまったみたいだ。季節がすぎるみたいに、気づかないところで、だけどはっきりと。

もうあの日みたいに布団にくるまってにやにやと苦しんだりしない。そのことがきっとうれしくて悲しくて、わたしは無表情ではいられないのだ。ぼんやり思い出して歩いてみたりする。



どこか遠くで、幸せになりますように
誰に対してでもないのだけれど、ふと願う。




月曜日まで、日記を手元に置かないことにしたら、こんなふうに毎日ここにくるようになってしまった。よくないのかいいのかわからないけれど、一応心は満たされてる気がしてるからいいか。とくに話題もないのにだらだら書けるからやっぱり良くない気もする。でも、良いとか悪いとか、もうなんだかわからないし。正しいとか間違ってるとか、自分ひとりだけにしか関わらないことだったら、決める必要ないんじゃないかな。



年末が近づくと、わくわくする。何かが終わっていく気持ち。いつか新しい自分になれる気がして、でも結局かわらなくて。新しくなるのは手帳くらいだけど、それがまた嬉しい。

きっと寂しくないひとなんていなくて、みんなそれを押し込めて笑っているんだろうなと思う。
なにかに刃向かったりすることじたいが非常に愚かで(それは世界に救いを求める行為ということにもなる)、別に誰も助けてくれるわけじゃないし、ひとと対立したりするのも疲れるから、すべてを受容することのほうが、よっぽど自然だということになる。その微笑みは決して笑っていない。笑顔の奥から鋭利なまなざしで何かを見極めてる。
(こんなことばかりくり返してたら ぼくの涙はいつか月に届くだろう)
でも困ったら、考えてもわかんなかったらやっぱり頼っちゃうなぁ



出会えただけで幸せだなんて大人なことはまだ思えないんだよ、どうしたって。